2017年07月27日
跌落在塵埃裏的雪
“夫無貴則賤者不怨,無富則貧者不爭,各足於身而無所求也。”——《大人先生傳》
“夫清虛寥廓,則神物來集;飄遙恍惚,則洞幽貫冥;冰心玉質,則激潔思存;恬淡無欲,則泰志適情。”——《清思賦》
生於仕宦,兼曉文理;疏狂放逸,輒嗤凡禮;
何可應以,舉遵避趨;撫琴獨吟,空思玄寂。
試問諸君,悠悠蒼天,此何人哉?
阮郎也!
阮籍以“竹林七賢”中一君,尚老莊之學。故其為文也,多清奇峭拔,丰姿雋秀,筆鋒遒勁,或幕遁匿或有抑鬱悲憤之歎。用詞工而不矯,激越而不激進,樸質而不虛浮,可謂“天然去雕飾”。縱才高若司馬相如,豈敢望其向背耶?
當然,透過一個人的文章,是可以看出其品格的。人品與文品不一定完全相同,但總也脫不了干係的。人們所說的“相由心生”中的“想”並不一定指一個人長得有多帥、多俊朗,不同於現在流行的“顏值”。更多的,講究的是氣質。而且“氣”與“韻”往往是相輔相成的。阮籍之“氣”,是一腔浩然正氣,“韻”既有生活情趣,也有傲岸不屈的風骨。就比如神凝氣定於黑白縱橫之處,步步進發,直搗黃龍,意趣盎然。忽有人報母喪,他端如磐石,似乎不為所動。勝負既定,嘔血如注。情重自明,何須聲張?嵇喜前來弔喪,號哭動地。他滿臉不屑,兩眼一翻,全是白,卻垂青於引琴攜酒的嵇康。這也讓人聯想起王子猷的“雪夜訪戴”,不習禮教、閒散疏逸的特性,也是能引發群體共鳴的。
然而,阮籍終究是一介文人,相較於風聲鶴唳、血濺刀飲的嚴酷政治場上而言,他也只能做“白面書生”。對於有“潔癖”的阮籍而言,他界限分明,眼裏揉不得沙子,決不去蹚泥河。總是恪守“中庸之道”,幻想以不偏不倚的方式保全身家性命,避免捲入奸邪小人惡鬥的漩渦之中,這也不失為一種明智的做法。
不過,他才智過絕,想要躲開不幹不淨的東西,可能性寥寥。曹魏與司馬氏對峙,魏家日薄西山,而司馬氏權焰囂張。面對晉文王綿裏藏針的笑,他心領神會,卻也只好不疼不癢地寫下“詞甚清壯”的《勸進書》。於是,他不可避免地成了傀儡,被人玩弄與操縱:成了司馬氏為謀權篡位掃清言路障礙的工具。最可悲的是,司馬昭對他的精神施了暴,靈魂已不再屬於自己。心境澄瑩、質潔如雪的阮郎終是墮入了世俗的塵埃中,孤獨與悲涼,激憤與無奈交織著,糾纏著,一代樸實的、清白的大才子終是承受不了熾熱的凡塵濁世,在一個月色慘澹的雪夜靜悄悄地熔化了、衰亡了、絕跡了、遁去了……永久地遁去了……他的魂靈是飄蕩著的孤魂野鬼,何處存放,何處停泊,不得而知。也許,他依然在那片幽幽的篁竹林裏,彈琴長嘯,狂歌亂舞,獨守著屬於自己的那份清寂……
徘徊將何見,憂思獨傷心。(《詠懷》)
因作《傷阮郎》,銘曰:
奚用蘭芷,清韻無飾。蘆裾一舞,足當萬矢。
殘雪溶竹,瑟瑟其冠。兔起鶻落,索筆強歡。
高臺指飛,如采胡荽。霽月摶景,霜風開晦。
斧質縱固,浮雲隨土。孤鴻無跡,飛雪何蹤?
“夫清虛寥廓,則神物來集;飄遙恍惚,則洞幽貫冥;冰心玉質,則激潔思存;恬淡無欲,則泰志適情。”——《清思賦》
生於仕宦,兼曉文理;疏狂放逸,輒嗤凡禮;
何可應以,舉遵避趨;撫琴獨吟,空思玄寂。
試問諸君,悠悠蒼天,此何人哉?
阮郎也!
阮籍以“竹林七賢”中一君,尚老莊之學。故其為文也,多清奇峭拔,丰姿雋秀,筆鋒遒勁,或幕遁匿或有抑鬱悲憤之歎。用詞工而不矯,激越而不激進,樸質而不虛浮,可謂“天然去雕飾”。縱才高若司馬相如,豈敢望其向背耶?
當然,透過一個人的文章,是可以看出其品格的。人品與文品不一定完全相同,但總也脫不了干係的。人們所說的“相由心生”中的“想”並不一定指一個人長得有多帥、多俊朗,不同於現在流行的“顏值”。更多的,講究的是氣質。而且“氣”與“韻”往往是相輔相成的。阮籍之“氣”,是一腔浩然正氣,“韻”既有生活情趣,也有傲岸不屈的風骨。就比如神凝氣定於黑白縱橫之處,步步進發,直搗黃龍,意趣盎然。忽有人報母喪,他端如磐石,似乎不為所動。勝負既定,嘔血如注。情重自明,何須聲張?嵇喜前來弔喪,號哭動地。他滿臉不屑,兩眼一翻,全是白,卻垂青於引琴攜酒的嵇康。這也讓人聯想起王子猷的“雪夜訪戴”,不習禮教、閒散疏逸的特性,也是能引發群體共鳴的。
然而,阮籍終究是一介文人,相較於風聲鶴唳、血濺刀飲的嚴酷政治場上而言,他也只能做“白面書生”。對於有“潔癖”的阮籍而言,他界限分明,眼裏揉不得沙子,決不去蹚泥河。總是恪守“中庸之道”,幻想以不偏不倚的方式保全身家性命,避免捲入奸邪小人惡鬥的漩渦之中,這也不失為一種明智的做法。
不過,他才智過絕,想要躲開不幹不淨的東西,可能性寥寥。曹魏與司馬氏對峙,魏家日薄西山,而司馬氏權焰囂張。面對晉文王綿裏藏針的笑,他心領神會,卻也只好不疼不癢地寫下“詞甚清壯”的《勸進書》。於是,他不可避免地成了傀儡,被人玩弄與操縱:成了司馬氏為謀權篡位掃清言路障礙的工具。最可悲的是,司馬昭對他的精神施了暴,靈魂已不再屬於自己。心境澄瑩、質潔如雪的阮郎終是墮入了世俗的塵埃中,孤獨與悲涼,激憤與無奈交織著,糾纏著,一代樸實的、清白的大才子終是承受不了熾熱的凡塵濁世,在一個月色慘澹的雪夜靜悄悄地熔化了、衰亡了、絕跡了、遁去了……永久地遁去了……他的魂靈是飄蕩著的孤魂野鬼,何處存放,何處停泊,不得而知。也許,他依然在那片幽幽的篁竹林裏,彈琴長嘯,狂歌亂舞,獨守著屬於自己的那份清寂……
徘徊將何見,憂思獨傷心。(《詠懷》)
因作《傷阮郎》,銘曰:
奚用蘭芷,清韻無飾。蘆裾一舞,足當萬矢。
殘雪溶竹,瑟瑟其冠。兔起鶻落,索筆強歡。
高臺指飛,如采胡荽。霽月摶景,霜風開晦。
斧質縱固,浮雲隨土。孤鴻無跡,飛雪何蹤?
Posted by ゃぬのね at
17:53
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2017年07月20日
ボディーガードがたとえ銃声で
キ長官の命は救えない。
ただ、弾の軌跡からチェ・ヨンの位置を知られるのが
何秒かは早くなるだろう。
― 逃げればいいだけだ。
かけっこは子供の時から得意だった。
しかし、静かな夜に響いた乾いた銃声は
ソウルの街並みに不似合いな程大きく鳴ったが
眠らない都会の喧噪は、
そんな音などこともなげに飲み込んでしまって
誰も注意を向けなかった。
それに、銃声の直後に
分厚い防風ガラスの砕ける無機質な音がして、
インペリアルスイートの中の注意はそちらに向けられた。
強化ガラスの窓に空いた小さな穴を通った銃弾が
キ長官の側頭部に到達したことを確認したチェ・ヨンは、
その首が人形の首のようにカックリと折れて
前に傾く前に、もう走り出していた。
細いスリット状のカーテンの隙間のつくる画面の中で
騒然とするボディーガードたちの姿や
丁度部屋に入ったアン・ソンオが
連れを押しのけるようにして逃げていく様子が
スローモーションのように流れていった。
しかし、チェ・ヨンは
頭上で躍り出した自分を探す為の懐中電灯の灯りを
巧みに避けながら地上まで一気に駆け下りると
路地裏に覆いをかけて隠しておいた250ccのバイクに向かった。
そして、チェ・ヨンが黒いヒョースンにまたがった時には
非常階段はまた元の暗闇に戻っていた。
諦めが早すぎるようにも思えたが、
きっと懐中電灯の主も
庇護者の死んだ後の自分の安全の確保が大事だと気付いたのだろう。
― 小賢しい猫のように…
法定速度を守りながら走るチェ・ヨンのバイクを
アン・ソンオの乗ったベンツがものすごい勢いで追い越していった。
― 早く帰って、証拠の山を消さないとな
だが、今頃はもうイ局長がアン・ソンオの
家宅捜査の令状を取っている頃だ。
もしかしたらもう捜査は始まっているのかもしれない。
その全てはチェ・ヨンの手を離れて行われるはずだった。
次の交差点を右折すれば南に向かう国道の入り口になる。
ただ、弾の軌跡からチェ・ヨンの位置を知られるのが
何秒かは早くなるだろう。
― 逃げればいいだけだ。
かけっこは子供の時から得意だった。
しかし、静かな夜に響いた乾いた銃声は
ソウルの街並みに不似合いな程大きく鳴ったが
眠らない都会の喧噪は、
そんな音などこともなげに飲み込んでしまって
誰も注意を向けなかった。
それに、銃声の直後に
分厚い防風ガラスの砕ける無機質な音がして、
インペリアルスイートの中の注意はそちらに向けられた。
強化ガラスの窓に空いた小さな穴を通った銃弾が
キ長官の側頭部に到達したことを確認したチェ・ヨンは、
その首が人形の首のようにカックリと折れて
前に傾く前に、もう走り出していた。
細いスリット状のカーテンの隙間のつくる画面の中で
騒然とするボディーガードたちの姿や
丁度部屋に入ったアン・ソンオが
連れを押しのけるようにして逃げていく様子が
スローモーションのように流れていった。
しかし、チェ・ヨンは
頭上で躍り出した自分を探す為の懐中電灯の灯りを
巧みに避けながら地上まで一気に駆け下りると
路地裏に覆いをかけて隠しておいた250ccのバイクに向かった。
そして、チェ・ヨンが黒いヒョースンにまたがった時には
非常階段はまた元の暗闇に戻っていた。
諦めが早すぎるようにも思えたが、
きっと懐中電灯の主も
庇護者の死んだ後の自分の安全の確保が大事だと気付いたのだろう。
― 小賢しい猫のように…
法定速度を守りながら走るチェ・ヨンのバイクを
アン・ソンオの乗ったベンツがものすごい勢いで追い越していった。
― 早く帰って、証拠の山を消さないとな
だが、今頃はもうイ局長がアン・ソンオの
家宅捜査の令状を取っている頃だ。
もしかしたらもう捜査は始まっているのかもしれない。
その全てはチェ・ヨンの手を離れて行われるはずだった。
次の交差点を右折すれば南に向かう国道の入り口になる。
Posted by ゃぬのね at
19:18
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2017年07月17日
ると最初から書直さなきゃ
絵葉書のようには書かないの?」 と、あなたがちょっと残念そうに言ってくれたので、試しに今日はお手紙のように書いてみますね。
……かな。
今日はピアノの日でした。
ドビュッシーの「ロマンチックなワルツ」に先生から一応のオーケーが出たのでご機嫌でカフェに寄り、ミルクティーを飲みながらこの手紙を書いています。
一曲終わったということは、次の曲に取り組めるということ。わくわくしています。
実はわたし、楽譜がすきです。
うわぁーっと書いてあるオタマジャクシを見るとテンションが上ります。どんな響きだろうって。
先生と一緒に楽譜を見ながら読み解くのも好きです。
まっさらだった楽譜が、注意書きで埋まっていくのも好き。
「楽譜通り」に弾くと言っても、厳密には「楽譜通り」=「その曲」ではないと思うんですよね。ほら、国語のテストの「作者の言いたかったことはなんでしょう」っていう問題と一緒で、本当のところは作曲者にしか分からないはずでしょ?
まあ、本当はそんな難しいことはあまり考えないけど、
とにかく、新しい楽譜を開く時が好き、という話。
……かな。
今日はピアノの日でした。
ドビュッシーの「ロマンチックなワルツ」に先生から一応のオーケーが出たのでご機嫌でカフェに寄り、ミルクティーを飲みながらこの手紙を書いています。
一曲終わったということは、次の曲に取り組めるということ。わくわくしています。
実はわたし、楽譜がすきです。
うわぁーっと書いてあるオタマジャクシを見るとテンションが上ります。どんな響きだろうって。
先生と一緒に楽譜を見ながら読み解くのも好きです。
まっさらだった楽譜が、注意書きで埋まっていくのも好き。
「楽譜通り」に弾くと言っても、厳密には「楽譜通り」=「その曲」ではないと思うんですよね。ほら、国語のテストの「作者の言いたかったことはなんでしょう」っていう問題と一緒で、本当のところは作曲者にしか分からないはずでしょ?
まあ、本当はそんな難しいことはあまり考えないけど、
とにかく、新しい楽譜を開く時が好き、という話。
Posted by ゃぬのね at
16:31
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